第8回万葉文化講座

10月19日(土)『天智陵・蒲生野行き』

講師:樋口百合子(高20回)/ 奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員

131019天智陵・蒲生野行 (21).JPG

今年の万葉講座は10月19日(土)に、天智天皇・大海人皇子(後の天武天皇)と額田王の足跡を訪ねて、バスで京都市山科と滋賀県湖東の「蒲生野」を中心に巡りました。

 今年も奈良女子大学古代学学術研究センターの樋口百合子先生(高20回)を講師にお迎えしての万葉文化講座が実施された。当日は朝方の激しい雨も小雨に変わり、傘の必要ない恵まれた行程となった。

 まずはじめに天智天皇陵へ。観光バスをとめられるような広い駐車場がなく、見学は15分という弾丸っぷりであったが、御陵までの濡れた石畳と雫をはらんだ緑鮮やかな木々は情緒にあふれ、また御陵も築造時期の不思議などに思いを馳せながらの見学は大変有意義であった。そして香具山、畝傍山、耳梨山の三角関係などバスのなかでの樋口先生の解説も興味深く拝聴しながら蝉丸神社と逢坂の関に向かう。

――はずだったのだが、先日の大雨で山肌が崩れた影響やここにも大型バスを止められる駐車場がないこと、また神社への分岐のカーブかきつすぎて曲がりきれないことなどから立ち寄りを断念する展開に。これにより本日のメインである蒲生野での時間が大幅に増えたことは結果として良かったように思われる。

 さて、一行は早めのお昼と称して『松喜屋』で近江牛を堪能したあと唐橋を渡っていよいよ蒲生野へ。まずは「蒲生野遊猟」が描かれた巨大な陶板の下で集合写真。陶板そのものは最近出来たものであるせいかパステルカラーも鮮やかで「万葉」をたどるにはその新しさが残念な気もしたが、併設されている植物園には100種類もの万葉ゆかりの草木花があり、各植物が詠み込まれた歌もプレートで紹介されているなどして我々の知的欲求を満たしてくれた。ここで船岡山をのぼり、蒲生野を一望したあと歌碑へ。すでに車内で樋口先生による丁寧な解説を受けていたのだが、実物を目の前にして改めてその解釈を聞くとまた一段と理解が深まるようだ。

額田王
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る

皇太子
紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも

131019天智陵・蒲生野行 (41).JPGこれを額田王組(女性陣)と皇太子組(男性陣)にわかれて合唱した後、ふたたびバスに乗り込んで最後のスポット、太郎坊阿賀神社へ。700越の階段を途中までバスで稼ぎ、残り300弱を皆でのぼった。勝運神社ということで要所要所でかまえている賽銭箱にゼニを投げ入れながら祈願をし、高いところから蒲生野を一望して帰路についた。
 多少のハプニングはあったものの全体としてはつつがなく進行し、また参加者は久しぶりに会う同窓生との親交も深まった良い一日になったのではないだろうか。

(文責:絹岡)


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