会長挨拶

合唱団に参加いただき盛大な総会に

令和7年4月29日、第75回岸高同窓会総会を開催致しました。広い浪切ホールが、180人を超える同窓生で一杯になりました。午前10時の開会宣言に始まり、校歌を合唱。 令和6年度の行事事業報告と決算報告、令和7年度の事業計画と予算案を提案、 これらの了承をいただき総会を無事終了しました。 説明が丁寧過ぎて要する時間が長いとご指摘いただきました。事業を行った思い入れが強いのと、集まった会費やご寄付等の貴重なお金をきちんと使わせて頂いていますと報告したいとの思いから、長くなりました。

 次回から、これらの報告事項を30分以内に済ませ、総会講演を含めて午前中に終了できるように心がけてまいります。出席されている同窓生の一番の楽しみにしている、懇親会の時間を十分に取れるようにしていきます。 大阪府並びに国でも、高校授業料無償化が進んでいます。高校生を持つ親にとってみれば大変有難い事ですが、最近の高校への進学傾向は、有名大学への進学を増やしている私学に流れています。授業料無償化になると、さらにその流れが強まると思われます。

 大阪府知事は、府にとって公立高校は負担が多いので減らしたいのではないでしょうか。私立高校へ誘導していくことによって、将来的に高校生の減少に合わせ、3年間定員割れの公立高校は閉校にしていくとしています。 しかし嬉しい報告です。昨年、岸高から東京大学へ現役合格者が出ました、今年は京都大学へ現役で2名と大阪公立大学の医学部医学科へ合格しています。このように岸高生は頑張っていますが、他の高校へ優秀な生徒が流れているのも現実です。

 さらに、公立高校の併願制度の実施に向けて進んでいくようです。岸和田高校にとって最良の方向かどうか解りませんが。 総会への出席者に、岸高29回の卒業生でつくった合唱団39名が参加されました。そのおかげで、溢れるほどの人数が集り、さらに校歌などを披露していただき、総会を盛り上げてくれました。来年度もよろしくお願いします。

同窓会会長 
岸本 敬仁(高20回)


退任のごあいさつ(2023年4月退任)

 向井新会長から受けたバトンを、今回、岸本敬仁さんに引き継いで頂けることとなりました。
 あっという間の3年間でありました。何とか無事努め上げさせて頂けたのも同窓会役員の皆様や植木校長や塚本先生をはじめ学校側のご協力のお陰だと感謝しています。
 微力ながら在校生の皆様の教育環境改善 や学校施設の充実に少しはお役に立つ事が 出来たのではと振り返っています。

 また、ふるさと納税制度を活用した「大阪教育ゆめ基金」には世代を超えて沢山の同窓生の皆様方からご寄付を賜り、誠に有難うございました。これからも無理のない範囲でのご支援を継続して頂きたくお願い申し上げます。

 

大阪府における高等学校の公私間財政力格差を縮める目的で、行政に働きかけて実現した公立高校に限定したゆめ基金を活用 した支援制度も私立学校に拡大され、加えて私立の授業料無償化も実施された事により、結果として財政力格差が拡大された事は少し残念なことであります。
 しかしながら、めげることなく母校岸和田高校の独自性を創り上げ、地域から信頼される岸和田高校を目指して退任後もご協力させて頂くことをお約束し、退任のご挨拶とします。
 3年間、ありがとうございました。

新田谷 修司(高21)

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