第17期 第16回「岸高入学60年」同窓会報告
「岸高入学60周年」
文責 塩谷
2年に一回開催予定で前回2019年第15回の直後からコロナが蔓延し始め、予定の2021年には開催できずやむなく延期し、やっと第7波が収まり始め経済も周りだした絶好のタイミングで第16回総会を2022年11月6日岸和田グランドホールで開催できました。実行委員会では、参加者は例年の半分以下になるのではと危惧していましたが、60名の参加を得てほっとしました。
東達彦氏・前田町子氏の司会で始まりました。物故者のお名前をスライドで紹介しているBGMに、「禁じられた遊び」の塩谷氏のギターの迷演奏という珍現象がありました。黙祷、校歌斉唱、実行委員長北庄司貞久氏の挨拶、中村正明氏の同窓会本部活動報告も順調に進み、同期の全員の今後の健康を祈願して乾杯しました。懇談に入り此処かしこで話が弾む様子で楽しい時間を過ごしました。まことに同窓会とは不思議なもので、浦島太郎の煙の逆に、一瞬にして昔に戻りますね。「昔々、ワシをいじめた娘は何処におるか」と探しているご老体は、無事探し当てめでたく一緒に写真におさまっていました。
懇談の途中でうれしいニュースが二つ紹介されました。
17期の陶芸家 吉野妙子氏がご自分の作品「銀彩階段紋壺」(写真)を岸高へ寄贈されました。陶芸でエッシャーのような効果を出している作品を見たことがありません。名品だと思います。岸高ガラス玄関を入ったすぐ右側に展示されています。玄関のガラス戸越しでも拝見できます。 また今年の秋に、二十六年間の社会貢献(保護司活動)により鎌苅幸子氏が藍綬褒章を叙勲されました。お二人に、参加者全員の拍手で感謝を表しました。
毎回のカラオケでは、益々上達されていることに感心しきりです。最後は、景品を参加者の持ち寄りでビンゴ大会です。楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。岸高の3年間も夢のように思われます。最後に次期実行委員長を木戸鈴子氏に委嘱しました。
コロナやウクライナ危機にもかかわらず健康で同窓会に集えたことを感謝しつつ散会となりました。
尚、総会後の実行委員会で木戸鈴子氏の提案により、次回は2024年春に「喜寿記念」として開催することに決定しました。