高10回生同窓会開催報告
(幹事・黒石 光男)
岸和田高校10回(昭和33年)卒業生は、2023年11月11日(土)、岸和田グランドホールで学年同窓会を開きました。前回から6年ぶりの開催とあって、52名(男子20名、女子32名)が集い再会を喜びあいました。この時期よく集まったものだと思います。
今回の同窓会は、2020年に開催の予定でしたが、新型コロナパンデミックのため延期していたものです。2023年5月にコロナ感染症が5類に引き下げられたので、急遽幹事会で開催を決定して準備にかかりました。卒業後65年になりますし、何人かの訃報や高齢者施設に入っているなどの情報を得ていましたので、案内状に「最後の同窓会になるので、ぜひ参加を」と強調するとともに、出欠の回答がない人には、電話をかけて近況を聞き、参加をよびかけました。そのなかでは参加したいが、介護のためや膝や腰を傷めて歩くのが困難なため、残念だが参加できないという人もありました。電話が使われていないという人や何回電話しても誰も出ない人もあり、どうしているのか心配です。
当日は、今回の開催に至った経過の報告や、物故者への黙祷はしましたが、開催時間を延ばすとともに、集合写真の撮影を省略するなど、運営をできるだけシンプルにして、歓談の時間をたっぷり確保するようにしました。マイクを回しての「ひとこと発言」は近況報告が中心でしたが、歓談のなかでは、多感な青春時代をともにした岸高3年間の思い出を語り、さらに家族のことや最近の日常生活、からだを労わりながら、趣味を楽しんでいる様子など、話が多方面におよび楽しい時間を過ごしました。最後に校歌を斉唱して散会しました。
これまでのような形での同窓会の開催は今回で最後にするということは、大きな異論もなく納得されたものと思っていますが、なんらかの形で集まりたいという意見は、同窓会後も少なからず寄せられていますので、今後の課題です。